集客売上げとは別に、賑わい・人が集まることに大きな意味がある。お店の経営商売・ビジネスだけの問題ではない。大げさに言うと、国家や自治体の事業、博覧会イベント、村の行事祭事のようなものまで、人の集まりは非常に人の心を動かす、生きている上で大切なものです。

需給

需給という言葉があります。
需給とは需要供給ですね。需給バランス、需要があれば、そこに供給すればバランスが取れる。そこでは、あえて集客に特別な処置をしなくても、人はやって来る。

こんなことを言うコンサルタントもいます。人が集まっている場所で、求めているものを提供・販売すれば商売は成り立つ。人が集まる場所に、出店すればいいと。あながち間違ってはいない。
飲食店でも店舗経営は立地がすべてだと、多くのコンサルは思っている。条件をみれば結果は見えている。だから出店の相談をされた場合の答えは出店しないこと」、正解です。あえて出店すれば、赤字が続き、先には閉店が待っている可能性が大。現実はさまざま、立地は良いが賃料が高く経営が難しいケースも。
コンサル会社としての正解の出店しないこと」が不満で会社を辞めました。
しかし、しかし
私は立地を再定義しました。すると、立地の洗い出しいかんでは克服できる可能性もありと。
立地の価値は条件の創造によって大きく変化できると。よって店舗経営でも立地が全てでないことが分かった。
分かりやすく言うと、路面店である必要のない業種もある。書店も昔のように駅前店である必要もない。自転車で来てもらうような価値創造でもいい。歴史的背景の価値発見でもいい。出店してからでは戻れないケースは、再生の糸口を見つけるしかない。近隣の行商や通販を考えたり、連携や特殊広告、いろいろ可能性はあります。

で、コンサルに求められるものは?

コンサルタント

コンサルの仕事は相談案件の分析が仕事、集客コンサルなら集客の方法はほとんど皆んな同じ、横並び、景気がいい時代しか通用しない条件が悪い場合でも、可能性を探り、いろいろな試みを提案し、それ相応の結果を出すのがコンサルの能力です。優秀なコンサルタントは分析能力以外に、いろんな視点からの未来予測に近い能力が必要だと思う。商品開発力企画力とかそもそも求められていないが。個人経営が抜きん出るにはそういうコンサルが必要かと。そんなコンサルタントは異常に少ない。

集客

店舗集客・生徒集客・イベント集客などいろいろあります。集客に悩んでいる場合は当然、商売やビジネス上の集客です。
集客には、何もしなくても集客できているケースがあります。その場合はマーケティングは必要ない。経営規模を拡大路線をとらなければ、先代とか昔からの顧客の固定客で商売が成立することはよくある。大体僕らに持ち込まれる案件は起業時や店舗の出店に伴っての集客。
大掛かりなものから、小さなエリアのものまで。さり気ないものからドカンと広告を打つものまで。
集客には、オフライン集客オンライン集客(インターネット)があり、現在ではどちらか一方だけの集客ということは少なくなっている。ネット通販でも新聞広告や雑誌なども使います。
商品や人にブランドがあれば、広告する必要はない。告知だけ充分、規模が小さければ告知も要らない。
モノが売れないとか、多くの飲食店・店舗が「お客が来ない理由」で閉店に追い込まれる。ならば集客にチカラを注がなければならない。資本をかける広告だけが集客ではない。お金かけないもの、低コストのもの、ノウハウやテクニックの簡単なもの、実行可能なもの、やりやすいものからやってみよう。
「できるものからやればいい」とアドバイスしてます。無料もしくくは小規模の予算でできるもので構わない。どんなものでも効果がでればいいのである。経営者がマインドを変えるだけで、集客が増えることは多々ある。

イベントやお祭り

では、客商売・客ビジネスでなければ、集客しなくてもいい?
非商業的なイベントやお祭りでも集客は重要です。何故でしょうか?
それは賑わう、人が集まるとは、人を魅了するモノがあることです。エネルギーがそこに集まります。そこには、人は吸い寄せられるようにより集まってきます。人が集まらなければ、お祭りやイベントは寂しいものです。
芸術家・アーティストといえども、その個展や催しものには人は集まってほしいわけです。作家も同じで作者にブランドがない場合は、本の売れ行きは意図的な広告に左右されます。これは集客と同じです。

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