居場所を知ると、市場が見える。なぜ?
刻々と商売・ビジネスの在り方や集客方法が変化する中、居場所について話します。
日々人々の意識が変化します。社会の空気感も変化するので、居場所も変化します。
人は自分の居場所に無意識のうちに向かいます。なぜならそれが自然だから。他人や家族のために、あるいは見栄やプライドとかで、自分の意志とは違う行動に出ても、修正されていきます。ビジネス以外で居場所の相談では、やや複雑なアドバイスは行いますが、ビジネスではシンプルに居場所を考えた方がいいです。
まず居場所が市場になっていることを分かってください。そして居場所は変化するものであることも。
コロナ社会で、それはよく理解されたと思います。
人々は外出や移動が制限されたり、その期間が長くなるとストレスもたまり、次第に感情の揺れなどから想定外の行動も珍しくないです。個人差はあるものの、その行動はちょっと気分転換するだけのものでも、それが集団で起きると現象になります。ヒット商品とかは、それを意識的に仕掛けて起こしたものだったりもします。これは動線をつくるです。
日常の今ある現実より少々心地良い場所を求めるコトに焦点を当てる方効果的です。
居場所への移動。旅行でなくても、レジャー施設やレストランとかです。
人は感情で動く。
その起きる感情を刺激するモノ・コトつくり。
人が移動するとお金も発生します。
心地良い場所への移動。
居場所への導線でビジネスは発生します。
つまり
居場所の提供ができればいいわけです。
今は、コロナ社会の今はです。商売は上手く居場所を見つけることで成立します。
いつまでもそうとは言えないとしても、当分はビジネスとは居場所を提供することにあると言えます。物理的にも心理的に
寒い暑い(物理現象)からそれを避けようとしたり、他人・上司からストレスを受けたら避けようと行動する。(生理現象)
これはこういう事です。あなたはお店に入って気持ちよく迎えられると、リピートしますよね。同じような店、同等の価格、同等のデザインであったっら、居心地のいい所、居心地の良いを選択します。それはあなたの行動ですが、一般的に人々の需要と言ってもいいです。
そこに需要が在るなら、それは市場が形成されます。気持ちいいサービスは高度な技術習得より易しい。難しくないことならやりましょう。それが洗練されたら、あなたの市場ができます。
市場をつくるとは需要を喚起することです。
つまり、居場所は市場なのです。
居心地よく感じる脳が動線をつくる。
動線にそって新たな導線が出来上がる。それは一定ではない。市場は変化します。絶えず変化する市場を感じれば次の段階に入れます。
居場所をつくることでビジネスは動く
コロナ感染も慣れ始め長期化の意識が共有され出すと、子どもを持つ親たちから学校に「子どもの居場所」を作ってほしいとの声があがった。これは子供だけでなく「居場所」という需要が社会全体に求められているためです。
商売やビジネスは「居場所」の提供さえすれば成立します。ここでは深堀はしませんが。
朝起きて、多くの高齢者はある行き場所にいく。あるスポット、ある場所へ、そこが店舗でもいいし、休憩所でもいいし、無意識に居場所に向かう。散歩かもしれない、人に会うか?人を避けるか?傾向に変化はあるけど、大体消費に向かう。短絡的に言うと「居場所」で売り上げは上がる。
一人居酒屋なのか?パチンコ屋なのか?カフェなのか?スーパーなのか?あるサービスなのか?ある商品なのか?わかりません。分からないが総体として把握できる。
子どもたちなら本職は「遊び」と少し「学習」だからそこが居場所になる。政治家や教育関係者が提供すると教育になり、商売人が提供すると商売になる。
文学者・小説家・アーティストが提供するものはどうでしょうか?
何をすべきかは、何をしたらいいかは、あなたが考えればいいと思います。
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