なぜ、事業や仕事を再定義するのか?
店舗・会社・事業の活性化・再生ですが、ほんのちょっとしたコトで、起きます。再定義はその1つで、比較的リスクの少ないものです。。再定義が必要なのは、あくまで事業が赤字や不振の場合で、今の仕事を根底から見直すことになります。いろんな可能性が見えてきます。
マーケティング的には、チャンネルを変えるだけで、一気に動き出すこともあります。
場所を移動する、活動の場所を変える。仕事の分野、カテゴリーを変える、肩書を変えることでもいい。バリエーションはいっぱいあります。
分かりやすく私ごとの例にあげると、かって私は洋服の仕立て人でした。一般のテーラーと違って、お相撲さん専門のテーラーでした。ライバルを意識する必要はく、オーダー客を断るほどオンリーワンでした。市場そのものが小さかったので、すぐ違う一般アパレル市場に移動しましたが。現在では渡辺直美さんメインキャラ市場も似たようなものです。
再定義はで局面が変わることがある。
出版界ではよくあります。マンガを哲学書や歴史書などで表現することは今では普通ですが、受験参考書に劇画を大々的に取り入れたり、パソコン書籍関連でも効果的だったようです。まだまだチャンスや空きはいっぱいあります。
私がコンサルした例では、事業コンサルタントを占い師に肩書を変えるアドバイスとか。これなどすぐ分かるチャンネル変えです。入り口は占い師で、一般の悩みから事業の相談まで幅が広がり増収です。単価が違う。
デザイン会社時代の同僚には、デザインワークが苦しかったようなので、ある分野のポータル会社起業のアドバイスしました。簡単デザインのテンプレートを膨大に用意した会社です。成功したようで、ただこれは容易に真似されるので、時代の少し先を意識したコンサルを引き続きしてます。
モノをつくる、デザインするより、発信する方が向いている人には、絶好の時代ですね。クリエーターは何をクリエイトするかですね。モノでなくてもいいわけです。雰囲気の発信、人間関係の調整でも。デザイナーからDJに再定義、営業からアドバイザーに再定義、八百屋さんからフルーツプロモーターと再定義、おもちゃ屋さんから教育産業にとか、会社・事業の一部を別に発足させてもいいわけです。
例えば、大塚家具さんは赤字と資本集めに大変になっていますが、業務提携が家具の販路に限定されています。もし会社が変わるには、家具の概念を見直す必要があると思います。大きな会社ではこれは難しい。ヒントの一つとしてIoT関連があると思います。他にもありますが、余計なことなので、これ以上は言いません。建築家の家具に対する意識には面白いものがあります。
自分の住んでいる地域でも、気になることはいっぱいあります。もともとは、地域開発のグランドデザインや大企業がやる村おこし・街おこし的事業、単発のイベントなど関連の会社にいたからですが。
新百合ヶ丘には映画大学や音大もあり、芸術的要素の多い街です。子供向けに映画関係の教室や講座もあり、毎年人気の「しんゆり映画祭」があります。私的には「世界こども映画祭」が開催されたら、新百合ヶ丘は世界的に知られるようになると思っています。インフラはそろっているので、もう計画はすでに始まっている可能性は高いですね。これはこどものために、教育のためにです。後から商業的に大きな効果がついてくるのは見えています。ただ問題はあります。世界から世界的スターや訪問客が大勢やってきたときに、受け入れる体制がどうかです。施設、環境、人材などなど。こういう時にいろんな分野のスペシャリストの出番ですね。
アートや演劇は意外と成功していく傾向にあります。なぜならメインのアート・演劇とその地域のものが相容れなくても、それはそれで成立します。商業的要素のあるイベントは別なのです。資金的なサポート以外に、スペシャルなものがあるかないか、予期せぬものが起きるかとか、感動するとか、ヒットするとか、そこに祝祭空間が・・・・。見慣れたものではないものとか。
コメントを残す